日曜日朝のコンサート御礼
昨日は藤香想カフェでの「音ノ橋ミニコンサート」
窓越しの緑豊かな美しい木々たちとお客様に囲まれてライアーを奏で、歌わせて頂きました。
「うたの系譜を辿って」と題したコンサートは、アイルランドやイギリスの古い民謡からクラシックの曲、そして日本に伝わる美しい作品までをお届け致しました。
曲間には、その作品に纏わるルーツや背景についてもお話を交え、聴くだけでは知る事の少ない音楽の奥深さも楽しんで頂けました。
また、今回もライアーを既にご存知で、ライアーを聴くためにお越し下さった方もいらして、大変嬉しく演奏をさせて頂きました。
終演後はお客様からも「曲の背景を知って聴く事で、今までとは全く違う聴き方ができました」「単なる癒やしだけではなく、もっと奥深くにまで届くものを感じた」とのご感想を頂きました。
数多くの音楽会に行かれているお客様からは「クラシックの演奏会では聴けないアイリッシュが入っていた事が良かった。そしてアレンジも素晴らしい。」と大変有り難いお言葉も。
わたしが歌えることは、わたし一人の力ではできません。
この演奏会の前には、哀しいニュースが届きました。
今、わたしにできる事は、ほんの小さな事だけれど、音楽で生かされている事、歌える事に感謝して、頂いた僅かなものを、今なお自然の猛威の只中におられる方のいる地へ、お届けしたいと思っております。
暑い中にお越し下さいましたお客様、お知り合いやご友人様をお誘い下さいました皆様、そして貴重な機会と場所を創って下さいました藤香想の皆様に心より御礼申し上げます。
また、ライアーと共にお会いできます時を心待ちにしております。
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